内科

地域のかかりつけ医として幅広い症状に対応します

  • 発熱
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 鼻水
  • 喉の痛み
  • 胸痛
  • 胸部不快感
  • 胸やけ
  • 食欲不振
  • お腹が張る
  • お腹が痛い
  • 下痢
  • 便秘
  • 血便
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 頭痛
  • 尿が出にくい
  • トイレが近い
  • 血尿

など

インフルエンザ

風邪に似ている病気ですが、原因となるウイルスの種類が異なります。インフルエンザはインフルエンザウイルスであるのに対して、風邪はアデノウイルスやライノウイルスが原因です。症状の特徴は、風邪の症状よりも重く、40度近い高熱や頭痛、悪寒、関節の痛み、強い倦怠感、せき、喉の痛みなど全身症状が現れます。高熱が4日位持続したあとに、解熱していくといった経過を辿ります。
ウイルスは、毎年流行するため、インフルエンザワクチンの予防接種が有効です。ワクチンは、完全に感染を防ぐものではありませんが、感染した際の重篤化を抑えるとされています。例年、11月頃から流行し出して、4月過ぎた頃に収束するので、流行する前にワクチンを済ませておくことがおすすめです。効果が現れるのに半月程度かかり、効果が持続するのは5カ月ほどです。
インフルエンザは、自然治癒する病気でもあるので、抗インフルエンザ薬が必ずしも必要になるとは限りません。重症度や合併症の有無など、医師の指示に従って治療を受けてください。

生活習慣病

高血圧

診察室での測定で、最高140/90㎜Hg以上、ご家庭での測定で135/85㎜Hg以上になると高血圧と診断されます。血圧には、最高と最低の2種類があり、最高とは心臓が収縮して血液を送り出すときの圧力(収縮期血圧)、最低とは心臓が拡張して血液が心臓に戻ってくるときの圧力(拡張期血圧)です。患者さんの年齢や疾患によって、目標血圧が異なりますが、日本高血圧学会による「高血圧治療ガイドライン」が血圧の基準として用いられています。高血圧の状態が続くと、動脈硬化・脳梗塞・脳出血・大動脈瘤・心筋梗塞などのリスクが高まります。年齢が高いほど高血圧の方が多く、高齢化に伴って高血圧患者数が増加傾向にあります。主な原因として、塩分の摂り過ぎ、野菜不足などの食生活の乱れ、過度の飲酒、肥満、ストレス、喫煙、運動不足など生活習慣における問題が大きく影響しています。高血圧改善には、服薬の前にこれまでの生活を見直す必要があります。

脂質異常症

血液中の脂質が基準値よりも多い場合、或いは少ない場合に脂質異常症と診断されます。血液中には、コレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)、リン脂質、遊離脂肪酸などの脂質が含まれています。通常は、これらの脂質が血中に一定量保たれるように、肝臓で作られたり、食事で取り込まれるなどで調整されています。
脂質異常症の場合、悪玉コレステロール(LDL)が140㎎/dl以上、善玉コレステロール(HDL)が40㎎/dl未満、中性脂肪が150㎎/dl以上のいずれかに該当します。
以前まで高脂血症と呼ばれていました。自覚症状がほとんどないのが大きな特徴で、サイレントキラーとも呼ばれています。高脂血症になると、血管がダメージを受けて次第に動脈硬化が進みます。脳梗塞や狭心症、心筋梗塞を発症させる恐れがあります。原因に、食生活の乱れや過度の飲酒など生活習慣が上げられますが、遺伝の場合もあります。

糖尿病

膵臓から分泌されるインスリンが不足することで、血中のブドウ糖が増えて血糖値が高い状態が長く続くと糖尿病と診断されます。主な症状として、疲れやすい・疲労感・喉が渇く・体重が減少する・尿の量が増えるなどが現れます。血液中の血糖値が、空腹時と食後2時間で、それぞれ126㎎/dl、200㎎/dlのどちらかを超えると糖尿病となります。また、およそ2ヶ月間の血糖値の平均数値であるグリコヘモグロビン(HbA1c)が、6.5%になると糖尿病と診断されます。
膵臓の細胞が破壊されるⅠ型、インスリンの働きが低下するⅡ型とあり、症状が進行すると、心筋梗塞・脳卒中・腎不全・糖尿病網膜症などの合併症を引き起こす恐れがあります。
主な治療方法として、食事療法・運動療法・薬物療法・インスリン注射などを行います。

糖尿病について

痛風

尿酸の代謝異常が主な原因で、この尿酸が体外に排出されにくい状態が続き、結晶化して関節にたまると激しく痛む疾患を痛風と言います。主に、足の親指の付け根に現れることが多く、そのほか足首や膝、指、肘など関節に発症します。肉や魚、野菜に含まれるプリン体が体内で分解されると尿酸が生成されますが、この尿酸が体外へ排出されない状態を代謝異常と言います。
痛風の発作のある期間は生活の質が低下してしまうほどの苦痛を伴います。プリン体は、お酒や魚介類・魚卵・レバーなどに多く含まれているので、摂取のし過ぎに注意します。症状が悪化すると、心臓病や腎臓結石などの合併症を起こすことがあります。

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